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【わかりやすい言葉で】FX基礎用語の解説

【わかりやすい言葉で】FX基礎用語の解説
今回はFXをはじめるにあたっての、基礎用語の解説をします。

たくさんの専門用語があり、普段言葉として使わないものもたくさんあります。

そんな中で、最低限これだけは知っておきたいというものをご紹介します。


FX基礎用語の解説【これだけは知っておきたい】

専門用語が飛び交う業界ですが、以下とりあえず知っておけば、市場に参加はできます。私自身そこまで理解がないのになんとかなっています。


噛み砕いて説明します。

FXで最低限知っておきたい用語集

取引編

~通貨 ⇒ 1,000通貨、1万通貨、10万通貨など。取引毎の最小単位。FX会社にもよるが、1万通貨がベースになることが多い。

レート ⇒ その時々の為替相場の通貨の金額。

新規注文 ⇒ 買ったり売ったりの状態にすること。

決済注文 ⇒ 新規注文したものを精算(決済)すること。

約定 ⇒ 「やくじょう」、注文が成立すること。注文しただけは成立していない。約定して初めて成立。

ポジション ⇒ 買いか売りの状態をもっていて、未決済のままの状態。

建玉 ⇒ 「たてぎょく」、ポジションと同じ意味。

買い ⇒ 「Ask」や「ロング」ともいう。買いでポジションを新規/決済すること。

売り ⇒ 「Bid」や「ショート」ともいう。売りでポジションを新規/決済すること。

含み益 ⇒ ポジションを持っていて、利益が出ている状態。未決済状態。

含み損 ⇒ ポジションを持っていて、損失が出ている状態。未決済状態。

pips ⇒ ピップス(ピプス)。通貨毎に単位が違うため、損益を共通の単位で表したもの。
米ドル/円「1pips=0.01円(1銭)、100pips=1円」、ユーロ/米ドル「1pips=0.0001米ドル」。
また投資の成功度合いをpipsで表現するのも、金額の大小で表してしまうと正確な度合いではなくなるため。「1万円勝った!」として、10万通貨なら10pipsでいいし、1万通貨なら100pips必要。
所詮は札束の暴力なので、1回の投資金額が多ければその分利益も大きい。もちろん損失もその分大きくなる。

pipsを感覚的に理解するには慣れも必要。

スプレッド ⇒ FX会社に取られる手数料。ポジションを持った瞬間マイナスなのはこれのため。取引回数が多くなればなるほど、地味に効く。

スリッページ ⇒ 許容スリップなどともいう。あるレートで注文を出したが、約定した時にズレる分のこと。平時はほぼ起きないが、相場が荒れている時や瞬間的に乱高下した時に起きる場合がある。予想とは違うレートで約定するため、利益(損益)が想定外になることがある。

お金編

受入証拠金 ⇒ FX口座に預けるお金。担保。証拠金などという普段使わない言葉だが、要は普通のお金。自由に出し入れできる。これが、利益が出た場合には増え、損失が出た場合には減る。

必要証拠金 ⇒ ポジションを持つのに最低限必要な証拠金。

有効証拠金 ⇒ 取引できる余力。ポジションを持っていない状態なら、受入証拠金=有効証拠金。ポジションを持っているなら、受入証拠金―必要証拠金(含み損益含める)。

レバレッジ ⇒ 少ない金額で大きな取引ができる仕組み。証拠金維持率とロスカットを知っていれば、特に意識することもない。

証拠金維持率 ⇒ 必要証拠金に対する有効証拠金の割合。証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100。ポジションを持つ際やレバレッジを考える時の一つの目安に使う。また100%や50%を切るとアラームが出て、追加の証拠金が必要になる。

ロスカット ⇒ ポジションを持っていて含み損が大きくなり、一定ラインを超えると、強制決済されること。そもそもロスカットが起きるような状況にしないことが重要。
一般的に長期保有ほど含み損益の波が大きくなるため、ある地点まで待ちたいのに証拠金が少ないとロスカットに遭ってしまう、など。よって長期保有になるほど、証拠金維持率を上げた方が良いとされている。

FXは投資の一種

投資と聞くと、「難しい」と直感で思うかもしれません。


当然といえば当然ですね。学校でまったく教えてくれませんので。教えてくれるのは「投資」という単語くらいかと思います。


よく聞くのが、「株・FX・仮想通貨」この辺りでしょうか。「投資信託・個人年金」なんかも投資ですね。前者と後者は、自分でやるのか、人任せ(委託)なのか、の違いです。

FXとは

FXは「外国為替証拠金取引」のことで、証拠金を担保に“外国為替取引をする”ということです。


株とは違って「安く買って高く売る」だけではなく、「安く買って高く売る」「高く売って安く買う」のどちらかで利益が出ます。通貨の相互取引だからですね。簡単にいっていつでも利益を出せるチャンスがある、ということになります。


また株よりは少ない資金で参入しやすいのも特徴です。

特に自分でやる投資には危険性があることも理解する

元本は保証されていない

預金や貯金と違い、元本が保証されていないのが大きな特徴です。つまり大きく稼げる可能性がある分、損をする可能性もあるということです。自己責任で行う必要があります。

完全ギャンブルとの違い

また、宝くじや競馬の完全ギャンブルとは少し違っていて、宝くじや競馬では元手を超えて損をすることはありませんが、元手を最初に全て放棄する形です。

株やFXは元手を基準に増えるか減るかになります。しかし相場の急変動があった時は、一気に元手が飛んだり、最悪マイナスになり借金をする可能性だってあります。

こういった違いがあることも、知っておくことは重要です。

【パート・アルバイト】面接のコツを紹介!以外なところを見ています

【パート・アルバイト】面接のコツを紹介!以外なところを見ています
「パート・アルバイトの面接って普通落ちなくない?」と、お思いじゃないでしょうか!?

私自身、学生の頃はそう思っていました。


しかし、実際そんなことはありません。落ちる人は落ちるし、受かる人は受かります。

確かに正社員や契約社員よりは、難易度は低いです。ですが、採用する企業側もどうせ採るなら、できるだけ良い人を、と思っています。

使う経費は一緒なので、なるべく良い人を採りたいというのは当たり前の話でもあります。

店長として採用に携わっているので、そこから見えるポイントをまとめます。

面接のコツを紹介【以外なところを見ています】

結論から言って、第一印象が合否の70%くらい(低くても50%)を占めています。

第一印象は本当に大切です。

第一印象というのは、初対面だけにあらず

面接時に、身支度を整えていき面接を頑張ればいい、とお思いの方もいるかもしれません。

実はそれだけでは明らかに不十分です。面接は、最初に申し込みをした時の電話から始まっています。

今の時代はメールから、というのも多いですが、最初はメールでも途中で電話をすることになったり、逆に応募後電話がかかってくるケースもあります。

ファーストコンタクトはほんとに重要

相手はあなたという人物を知りません。事前に書類選考があったとしても、書類でわかるのは経歴だけです。

ここでいうファーストコンタクトというのは、最初の口頭のやり取りを指しています。実際はここでかなり“ふるい”にかけています。

この時は年齢もある程度加味します。例えば、10代と30代以上で社会人経験が違うので、礼儀マナーが同じレベルなわけないですよね。

初対面の挨拶も超重要

上の電話で一定ラインを越えて、いざ面接ということになったとします。この時、最初に面接官に会った時の挨拶や態度・仕草もかなり重要です。

電話では良さそうだったのに、実際に会ってみたら「・・・」と思うことが時々あります。電話と対面ではやはり違うものです。

第一印象はそこまでの流れ全てを指す

ここまでの内容で、冒頭にあげた合否の70%を占めている になります。面接で話も弾んだ、いい感じだった、としても落ちる時は落ちます。

「以外なところを見ている」というのは、上記のような流れで最初から見ているということです。

逆に、面接がイマイチでも最初からの流れがしっかりできていた人の方が、採用に繋がるケースもあります。

この辺については、知っていそうで割と知られていない、というか皆さんわかってない人が非常に多いです。

次に上記の対策を書いていきます。

面接時のポイント【やってはいけないNGも紹介】

上記のポイントを解説します。

電話

言葉ははっきりとしゃべりましょう。電話の場合は、電話機や回線のせいで、対面よりも話が聞き取りにくい場合があります。

例を交えながら解説します。

NG例:返事の時「はい」しか言わない

相手「ご応募ありがとうございます」 あなた「はい」

最近こういう人めちゃくちゃ多いです。「はい」だけで終わっちゃダメですね・・・。

相手「ご応募ありがとうございます」 あなた「はい、よろしくお願いします」など、「はい」の後に続きの言葉を基本入れましょう。

これだけで随分と印象が違うものです。

NG例:回答の歯切れが悪い

相手は電話で色々と聞いてくることも多いです。事前の情報収集や話し方を見ているからですね。

ここで、多少詰まるくらいならいいのですが、大きく答えに詰まったり「え~」とか「あ~」のつなぎが多いと、大丈夫かこいつ・・・ってなっちゃいます。

そんな難しいことは聞いてこないので、はっきりと即答しましょう。

NG例:聞かれるまでだんまり、または余計なことをしゃべりすぎ

基本は相手の話を聞く、で間違いありませんが、場合によっては返事が単発で終わらないようにYES/NOだけで答えず、理由なども軽く付け加えましょう。

逆に、相手の話をさえぎったりして、自分のことを話たり一方的に質問攻めにするのはやめましょう。


ざっとこんな感じですが、電話での注意すべき点としては、相手と「会話をしている」ということを忘れないことです。

最近はメール・ラインが主流のため、文字ではペラペラしゃべれるのに、口頭だと途端にダメになる傾向が強いです。

ロボットみたいな返答しかしてこない人も多いです。相手はこれまでに場数を踏んできた人がほとんど。ロボットもどきの人との会話には魅力を感じません。

メール

年齢とかによっても多少違ってきますが、あまり硬過ぎずやわらか過ぎずで大丈夫です。

ネットを探せばいくらでも定型コピペ文章出てきますが、あまりそれを使いすぎると血の通ってない文章になります。

逆にあまり軽く書かれても、社会人として(学生であっても)最低限のマナーは必要・・・となります。

NG例:初めてなのに「お世話になっております」

文章の書きだしなど、初めてなら「はじめまして」ですね。お世話をしてないのに「お世話になっております」はちょっと・・・ってなります。

お世話になっておりますや、お疲れ様ですは2回目以降にしましょう。また、ご苦労様ですはやめたほうがいいですね。

NG例:句読点がない、改行がない、長い

要点は簡潔に。無駄に一文が長かったり、句読点がなかったり、は日本語力を疑われます。また改行はできる限り幅を揃えましょう。

手紙や履歴書と同様、メールも「相手が読むもの」であるということを、忘れないようにしましょう。

初対面の時

メールと電話をクリアしたら、次はここです。

面接室に自分から入ったり、相手から顔を出してきて案内されたりと、色々なケースが想定されますが、まずは最初会ったら自分からきちんと挨拶をしましょう。

NG例:終始相手の目を見ない

これめっちゃ多いです。恥ずかしいのもわかりますが、どっか遠くを見てたり、あっちの方向いてたり、地面に挨拶してる人もいます。

ずっとガン見しろとはいいませんが、最初はきちっと相手の目を見て挨拶できるかは、非常に重要です。笑顔で挨拶できれば言うことないですね。

NG例:清潔感がない

風呂に入りましょう。歯を磨きましょう。服は洗濯されているものを着ていきましょう。見れば一発でわかります。

あと以外に盲点が靴。髪型も整えられてて服もきれい、でも靴が履き古されていて汚いって人がよくいます。

大人ってまず子供の時と違って靴洗いませんよね(違ってたらすいません)。私もそうです。ですので、なるべくキレイなものをチョイスしましょう。

新品も悪くはありませんが、返ってわざとらしい印象を与える可能性があります(もちろん汚いよりはマシ)。

ちなみに、サンダルやクロックスは論外です。

NG例:入室の際の挨拶なし

自分から部屋に入るにしろ、相手から案内されて入るにしろ必ず「失礼します」と言いましょう。これも出来てない人がかなり多いです。

学校で職員室に入るときに必ず挨拶しろって教わってるはずなんですが。


さて、ここまでで問題なければ、やっと面接のスタートです。

面接の中身の対応については、また別の機会に、と思います。

面接の良し悪しはもちろん重要ですが、ここまでにあげてきたものでさえ、できていないことが多いので、面接が始まる前に面接が終わっているという話ですね。

番外編:書類選考

最近は書類選考が最初にくるところも多いです。

企業によって理由は様々ですが、面接となると時間を取られるので、最初から採用する気がない場合は面接をしなくて済むからですね。

年齢制限が実際はあるのに・・・

例えば、求人する場合に労働関連の法律の影響で、「募集年齢〇歳まで」とは今は書けません。今のご時世、年齢高い人からの応募も多いです。

そもそも30歳くらいまでしか採るつもりもないのに、求人票にそれを書けないので、書類選考という形をとって、意に沿わない応募は問答無用で落とします。

世知辛い世の中です。落とされてる方は、理由がわからないので困りますよね。

NG例:字が汚い

上手いか下手か、ではなく、キレイか汚いかです。メールと同様、履歴書も「相手が読むもの」であることを忘れていけません。

字が汚いだけで落ちる場合もレアですが、良い影響を与えることは一つもありません。下手でもいいから丁寧に書く努力をしましょう。

余談ですが、なにかの申込書など、他人に読めない字(ヘタをすると自分でも読めない)を書く人が平気でいますが、相手が読めない字って、もはや字本来の機能を失ってると思います。

NG例:履歴書の記入日付が入ってない&内容が抽象的すぎ

これもよくあるケースです。いつ書いたものか、確実にするためにもきちんと書きましょう。

内容によっては、どこへでも使いまわせる内容に終始している履歴書もあり、実際に傷み具合などから使い回しを普通に疑う場面すらあります。

採用不採用はタイミングもある

ここまで面接に至る道のりをあげてきました。

普通に書類選考、ファーストコンタクト、面接を無事終えても採用とならないこともしばしばあります。

条件が合わない

面接もOKだったしぜひ採用したい、と思ってはいるものの、不採用になるケースもあります。

面接時に確認されていると思いますが、相手の労働条件とあなたの働ける条件が、妥協点で収まらない場合などです。

これは正直、相手も残念がっています。せっかく面接もOKだったのに、もったいないと思っているはずです。

事前に雇用条件を確認する重要性

こうならないためにも、事前に本音の募集要項を聞いておければ良いですね。

求人票には最低条件(週3日~)だけ書かれていることも多く、実際は週5で出て欲しいとか思っていても、事前にはわからないことがあります。

実際にこちらから聞かなくとも、面接時の話でだいたいわかるはずです。わからない場合は直接聞くのもアリです。

失礼かも?と思うかもしれませんが、そんなことはありませんので、ご安心ください。

採用できる枠に限りがある以上、相手は相手の条件をできる限り満たす人、を選びたがっています。

面接が少々残念でも採用される人もいる

上の例を逆手にとるわけじゃないですが、ちょっと能力やコミュ力に問題ありそうでも、「時間の縛りありません」「いつでも出られます」「明日からいけます」といった、オールフリーはかなりの強みです。

ようするに、相手の困った時間帯や曜日に合わせられますよと言っているに等しいので、こういった場合は、多少残念なところがあっても採用されるケースも多いです。

形式のみの面接?もある

事実、落ちないor形式的なやり取りのみで採用といったバイトもあります。

期間限定とかのバイトはそういったものが多い傾向にあります。

期間があらかじめ決まっているし、仕事の内容も簡単、時間も固定。冒頭の「バイトの面接って普通落ちなくない?」に当てはまる案件ですね。



ここまで色々と見てきましたが、私自身、採用する側になってはじめて意識したことも多いです。

なんとなくはわかっていても、はっきりとはわかっていませんでした。

結局、面接した後に振り返った時、ダメな人は今回挙げたようなこともやっぱりダメでした。

逆に採用して良かったなと思った人は、できてる人が多かったです。

幾度となく面接を実施したことで、今回のような結論になったといえます。

小売業に将来はあるか?【小売業の今そして未来を予測】

小売業に将来はあるか?【小売業の今そして未来を予測】
今現在働いている方、将来の転職や就職を考えている方、小売業界の将来ってどうなんだろう?今後はやっていけるんだろうか?と気になることでしょう。


色々な面から考えて、正直厳しいと言わざるを得ません。それは、なぜか?


今回は上場企業の小売りの現場で10年以上の経験(現店長)がある私が、現場目線で色々な角度から考察します。

小売業に将来はあるか

正直きびしいです。その理由を順番に見ていきます。

私はいつも店にいて以下を肌感覚で感じています。

成熟した日本、モノが溢れかえっている

皆さんもご存じの通り、今の日本はモノを作れば作るだけ売れる時代じゃなくなりました。

生活に必要なものは、すぐ近くのお店で買えるし、基本的には品切れとかもありません。普通に生活するだけだったら、不便なんてまったく感じないですよね?

お腹が空けばどこでも食べ物が手に入るし、日用品も高品質で安価なものが大量に溢れかえっている。テレビも車も携帯も、一家に複数台は当たり前の時代です。

今後減り続ける人口

少子高齢化が叫ばれて久しく、いつからこの言葉が広く一般的に叫ばれるようになったのかなぁ、とさえ思います。

消費する「人」そのものが減っていけば、当然売れる量も減っていくのは当たり前です。

今後、消費の基準を考えるならば、消費人口が多かったこれまでの時代を基準にしてはいけないですね。

時代背景が現代とそもそも違う

戦後の日本は、かつてないレベルで人口増加しました。ベビーブームなんて言葉も聞いたことあるでしょう。

昭和20年代に生まれたいわゆる団塊世代は、1夫婦で子供3~5人なんて当たり前の時代でした。私達の親(65~75くらい)って兄妹、今じゃ考えられないくらい多いですよね。

それが今じゃ晩婚化も進み、未婚もすごい勢いで増え、結婚してても子供は少ない。風潮によってはリスクみたいな捉え方されてる場合もあるくらいです。

金も時間もないあげく将来が不安・・・とくれば、子供育てようって気が萎えるのは当たり前ですよね。

経済成長を支えた大きな要因:人口増

過去の栄光のように今でも語られる、昭和30年頃以降の高度経済成長期は、実は背景に人口の急激な増加があります。

よく、勤勉な日本人が敗戦から立ち上がり、がむしゃらに働いたからだ・・・みたいに語られます。それも間違いなく事実だとは思いますが、そもそも人口増がそれの下支えしたのです。

ちょっと考えてもらえればわかりますが、モノを作っても買う人がいなきゃ売れないですよね?

当時は、モノも金もない⇒豊かな生活が欲しい⇒がむしゃらに働く⇒給料をもらう⇒(人口増加してるから)売れまくる⇒儲かる⇒給料が上がる⇒また買いまくる の超好循環サイクルですね。

買い方と買うモノが変わった

買い方の選択肢が増えた

ひと昔前までは、モノが欲しければお店に行くしかありませんでした。あってもTVの通販くらい。インターネットが広く世に知られるようになったのが、1990年代後半。

それまでは、スマホはおろか携帯すらまともになかった時代です。

それが今はどうでしょう。宅配業者は大変ですが、ネットですぐポチれば、モノがすぐ届く時代です。家から出る必要もなければ、しゃべる必要すらない。

価格もネットで買った方が1割高いとかだったら、まだ店にもいきますが、ほぼほぼその逆ですよね。

SNS(アプリやゲーム含む)への課金

今や誰しもがやっているSNSやアプリやゲーム、こういったものにもお金が大量に流れるようになりました。それがなかった時代は、貯蓄か小売りに流れていたでしょう。

私の店でも課金用のギフトカードの売上が、ここ数年ですごい伸び率です。

私の店を例にあげると、店全体で月1500万の売上として、ギフトカードの売上は数年前は50万くらいだったのに、今は普通に100万こえます。

考えてもみてください。たかが100万と思うかもしれませんが、月たった1500万売上の店でさえ、それだけの金額が使われています。

店でギフトカード買わなくてもクレカで課金してる人も大量にいる(どう考えても店で買う人の方が圧倒的に少ない)。

誰しもお財布(金の出所)は1つなので、その課金に流れた分は、どっかのお店の商品が売れないことになります。

こういった消費の変化もここ20年でみるとすごくわかりやすい事例です。

今の「店」を支えているもの

ネットをまず使わない高齢者ですね。そこら辺のショッピングモールとかスーパー、ホームセンターに行ってちょっと見ればわかりますが、地方・時間帯によっては、お客さんの大半を高齢者が占めています。

高度成長期以降がんばってバブル終わるまでに金貯めたとか、年金も満額受給の人も多いでしょう。

金があるところにはあるので、逆に今のリアル店舗を支えてるのが、そういった高齢者の消費なのは間違いありません。人口比率からみても、当然と言えば当然でもあります。

雇用の現実

昭和~平成初期

一軒家建てましょう、車を持ちましょう(「いつかはクラウン」みたいな標語があった程)、終身雇用します、が当たり前でした。

非正規雇用なんて言葉は一般的じゃありませんでした。というか共働きがまず多くなかった。今とは真逆です。

平成中期~令和

今の企業はいかに低単価労働力を確保するか、それしか考えていません。

非正規雇用&共働きも増えたことで、子供をのんきに育ててる環境じゃなくなりました。(昔がのんきに育ててたって意味じゃないです)

企業も低単価を追及せざるを得なくなった側面に、「作っても売れない」が前提にあります。

今は、モノはある金はない⇒生活は普通に充足⇒普通に売れない⇒儲からない⇒給料が上がらない、または非正規メインで実質給料減⇒金がないから買わない の超悪循環サイクルです。

国として、負のスパイラルから抜け出さないと、どうにもなりませんね。

自社製品の台頭、大型店への一極集中構造

小売業界の売上高ランキングをみればわかりますが、大型モールやコンビニ、ドラッグストア、SPA(自社製造物流)モデルの企業が多数です。

ドラッグストア

ドラッグストアを後押ししてるのは、間違いなくここ最近の健康増進思考でしょう。

ひと昔前のドラッグストアは薬と日用品・化粧品ちょっとみたいな感じでしたが、今は食料品含めなんでも売っているので、普通にお客さんいっぱい居ますよね。

生鮮食品を除けば、ほぼドラッグストアで事足りてしまいます。

大型ショッピングモール

イオンなんかは、いつ見ても駐車場にどっちゃり車があります。自虐的ですが、私の会社の店とは大違いです。

大型店にお客さん集中、それ以外の小規模店舗や専門店はガラガラ、地方ではそんな二極化も顕著です。

SPA

SPAのところもがんばっています。わかりやすいところだと、ユニクロ、ニトリ、無印良品など。

仕入れて売るだけの従来の小売りモデルに限らず、自らがメーカーになり、それを売るという流れ。

溢れた時代の今だからこそ、商品にプラスアルファできる自社製造能力が大きく影響している証拠です。

従来の小売りモデルの半崩壊

これまでの「メーカー⇒(問屋)⇒小売店⇒客」モデルは、なくなりはしませんが、今後は生き残っていくところがかなり限定されそうな状況です。

モノが足りない時代や需要が伸びている時代は、右から左に売る小売業は最強だったと思います。メーカーさえモノを作ってくれればいくらでも売れたので。

また昔は、メーカーは作ることが出来ても、大規模な販路はなく、それを小売店に任せていました。だから従来モデルは必要だったとも言えます。

しかしネットの台頭により安価な広告費で、メーカーが簡単に直接お客さんに渡せるようになりました。これらも従来モデルがすでに時代に合わなくなってきている大きな要素です。

将来があるかないかは小売業に限った話ではない

人口減の影響は計り知れない

日本が、国として新たな局面に入っているのは間違いありません。いまから向こう40年後には人口が今の3分の2くらいになります。(今が1億3千万、2060年には7千万くらい)

そこに向けてこれからどんどんと、人口が減っていく感じになります。

結局のところ、人間そのものの数が減れば、消費は合わせて落ち込み、人数が多かった時と同じようにいくわけがないってことですよね。

今は無形の資産(動画、アプリ)やインバウンド需要で、潤ってるところは潤っていますが、日本人の数は減っていくので国内の需要はどんどん下がります。

業種に関わらず、国内向けメインの企業は遠からず、厳しい現実に直面する時が必ず来ます。

業界構造の変化

2040年くらいまでには、小売業界の形も大きく変わっていくでしょう。統廃合を繰り返し、大手しか生き残らないような形になっていくと思います。

日本のどこに行っても同じ店(同じ会社)ばかりが並んでいる日も来るかもしれません。それはそれで便利かもしれませんが。

もちろん生き残る企業もある

ないから欲しい⇒あるものから選ぶ、に変わった

私が生まれた頃はすでにある程度の商品がありましたが、それより前はそんなことはありませんでした。

私が生まれて以降も商品は進化を続け、30年前と今を比較したら比較にならないくらいです。便利さのレベルが違います。

モノがない時代は作れば売れました。しかし現在は完全に供給過多です。

今は、できる限り安く自分に合ったモノや良いモノを探す、という方向性になっていると思います。

小売業に求められるもの

小売業としては、良いモノを提供するだけでなく、リアル店舗という空間に付加価値をつけたり、良いモノをうまくアピールするネット活用の技術が求められています。

今後は上記のようなことを、フットワーク軽くすぐできる企業が生き残っていくと思います。

ネットの発達により時代の変化スピードが、昔とはまるで違うので、数年かけて・・・なんてちんたらやってたら、手遅れになりそうです。

不確かな未来へ歩んでいくために

ここまで、色々と考察してきました。

上にあげたような話は、業界や社会全体の話です。

近い将来必ずそうなっていく、といっていいでしょう。逆にならない理由が見当たりません。

社会と個人は似て非なるもの

しかし、個人でみた場合はまた違った見え方もしてきます。人口が減っても人が全部死ぬわけではありません。

これまでと同じやり方や考え方が通用しなくなっていくだけで、人には知恵というものがあります。

思考停止はやめよう

思考停止して、決まった時間に会社に行き、いつもと同じように仕事を時間内がんばる。

ではなくて、今後自分にはなにが出来るのか、どういう考え方やスキルが必要になってくるのか、そういったことを今の内からしっかりと考えておく必要があると思います。

突然会社が潰れた時、自分の手元には、未来に繋がるなにかがなにも残らなかった・・・では、シャレになりません。

未来の自分に投資しよう

上記は自分自身にも言っています。とりあえず「今を頑張る」でもいいかもしれません。これまで私もそのようにやってきました。

そもそも今を頑張れない人に未来はないとも思っています。ですが、今の時代はそれと同時に、将来の自分への準備がすごく重要になっていると感じます。

国が逆境を迎えても、それに引きずられることなく、個として生き残れる強さを身に着けたいものです。

黒部ダムへの行き方や注意事項を丁寧に解説!【感想つき】

黒部ダムへの行き方や注意事項を丁寧に解説!【感想つき】

2019年8月末に、黒部ダムへ行ってきました。

事前にロクに調べもせず行った結果、所々失敗した感がすごく強いので、行こうとしているあなたが失敗しないようにアドバイスします!


(前提)
関東圏から車で行く。大町市側から行く。公式の情報を簡単に調べてある。

黒部ダムへの行き方、ところどころ感想など

行き方の前にまず心構え

え~まず、めっちゃ遠いです(笑)。その辺の割と低地にあるダムとはレベルが違います。さすがは黒部ダムです。山奥にあるだけのことはあります。

まず黒部ダムへは、車でも電車でも直接行くことができません。

というのは、自宅⇒扇沢駅(車はここまで)⇒黒部ダム、となっているからです。

「扇沢駅」というのは、普通の電車が乗り入れる駅ではなくて、ダムを往復するための電気バスの発着専用駅です。駅っていうのが紛らわしいんですよね。

ですので、車またはバス・タクシーで、まずその扇沢駅に行きます。

そこから有料の専用バスに乗り、ダムがある場所まで行きます。一言で言って扇沢駅までいくのがまず遠いです。

具体的な行き方

関東からですと、住んでいる地域にもよりますが、以下のルートになります。

北側の高速道路(上信越道)

(北関東道・圏央道から)関越道⇒藤岡JCT⇒上信越道⇒長野IC ルートになります。
黒部ダム長野
公式では「長野IC」になってますが、7km手前にある「更埴(こうしょく)IC」でも、途中から同じ道に合流するため、そこはどちらでも問題ないとは思います。

私は更埴ICで下りました。しかしながら、下道の具合を考えると若干距離は伸びますが、公式がおすすめする通り長野ICから下りた方が無難ですね。

というのも、基本山間の地域なので、ちょっと小さい道に入るだけで、普通に運転が疲れるからです。


<私の失敗談>
私の古いナビのせいか、明らかに通ってはいけないルートを通ってしまいました・・・。
黒部ダムNG
距離を優先した結果だと思いますが、道が超山道でグニャグニャ、すれ違いも大変、本当にこの道で大丈夫なの?っていう道を延々と走ることになりました。

どう見ても、地域住民しか走らない道です。

更埴ICからたかだか50~60kmだったのですが、2時間以上余裕でかかる上に、途中で運転手含め全員酔うし、ダムについた時にはもうゲッソリでした。

南側の高速道路(中央道)

(東京付近・圏央道から)中央道⇒岡谷JCT⇒長野道⇒安曇野(あづみの)IC ルートになります。
黒部ダム安曇野
長野IC側ルートよりも若干遠く(スタート地点にもよります)なりますが、私は断然こちらをおすすめします。

山間の地域の場合、高速道路から下りた後が問題で、こちら側からなら道1本で目的地まで行けます。

おそらく所要時間は長野IC側から下りた場合の半分~3分の2くらいになると思います。そしてなにより、くそ狭い山道より圧倒的に疲れません。

※ダムに行った後、北陸の糸魚川まで抜けたのですが、そこまで道1本だった+全然走りやすかった。安曇野から扇沢駅までも同じような道が想定できるため。

私は住んでいる場所の都合で、とりあえず上信越側から行きましたが、次行くことがあるなら次は絶対こちら側からいきます。本当、あの道はもうコリゴリです。

ここまでの失敗談まとめ

●最初から下りるICを間違えた
●高速を下りた後の道路を完全に選び間違えた
●山間部を通る際には道路選び重要
●そもそも事前に行く経路を決めておくことがもっと重要

黒部ダムへ行く時の注意事項いろいろ

ダムに行ってしまえば、あとは楽しいですね。景観や規模感もさすがのレベルです。

交通関係とは別に、いくつか知っておいた方がいい事項をまとめました。

標高が高いので寒い

行ったのが真夏だったので、半袖短パンでいきましたが、ダム周辺は割と寒いです。また結構、風も強いです。

電気バスの移動中、ビデオも流れてますが、寒かったせいで集中して見れませんでした。ダムについてからも、薄い長袖シャツ一枚じゃ寒くて、ずっとガクブルです。

公式には、春:着脱しやすい上着、夏:通気性のよいシャツ、冬:保温性の高い上着、としか書いてませんが、具体的には、夏でも厚手のシャツ一枚以上はあった方が間違いありません。

山特有の急な天候変化も考えると、ウィンドブレーカーも全然ありだと思います。

参考 ⇒ 服装と持ち物|観光情報|黒部ダムオフィシャルサイト

車に荷物は置いていけますので、服装をちょっと多めに持って行っても負担は少ないです。寒いと観光に集中できないので、薄着よりはいいと思います。

レストハウスの営業時間に注意

営業時間9:00~15:00です。黒部ダムといえば、ダムカレー。行ったら絶対食べたいですよね?

私は17時過ぎにダム着いたので、もちろん終わってました。超悔やまれます。

※本家黒部ダムカレーついて、公式には、黒部ダムレストハウスの他に、扇沢レストハウス(扇沢駅にある)、くろよんロイヤルホテル(扇沢駅に向かう道中の山のふもと)でも食べられるようです。

但し営業時間がほぼ同様のあげく、ダムのレストハウスより短いので注意です。

参考 ⇒ 黒部ダムカレー│黒部ダムオフィシャルサイト

また「黒部ダムカレー参加店 MAP」でググればトップに、他のレストランの場所MAPでますので、合わせてよかったら見てみてください。

遅いと売店も閉まる

売店も17時までです。私が着いた時には、終わってました。売ってるものについて扇沢駅の売店と違うのかどうか言及できないのが残念。

事前にダムについて知識を入れておくとよい

知っておけばより楽しめるのは間違いなし。NHKのプロジェクトX見とくのが早いと思います。

※電気バスの移動中に流れるビデオも破砕帯とかその辺の内容です。ぱっと見のビデオじゃ(音声もあまり良くない)、大変だったんだなくらいしか正直わかりません。

プロジェクトXはNHKオンデマンドにもないので、レンタル店ならあるんでしょうかね。最近TSUTAYAとかにも行ってないので謎ですが。

扇沢駅の売店にも製品版DVD売ってましたが、高いのでわざわざ買いたいとは思わない・・・。

ダムカードはタダじゃもらえない

ダムカードは扇沢駅の売店かダムの売店でもらえますが、電気バス乗る人じゃないともらえません。チケット確認入ります。

大人で往復2,610円、小人(小学生以下)で往復1,310円なので、ずいぶんと高いダムカードです。扇沢駅まで行ってダムに行かない人は稀かもしれませんが。

まとめ

総評

事前にダムについての情報を調べ、朝から昼前までにダムに着ければ、楽しいと思います。

但しレストハウスは混むと思いますので、なるべく早めが理想ですね。

またそもそもダムの観光期間が、春~秋なので、そこも注意が必要です。

Q&Aには4月中旬~11/30までとあります(バスの運行期間と同じ)。トップページを見ても、観光放水の期間しか書いてなかったですね。

ダム観光と観光放水の期間がイコールではないので、ちょっとわかりにくいから注意です。

参考 ⇒ よくある質問|黒部ダムオフィシャルサイト

失敗談まとめ

●黒部ダムを完全に舐めていた
●どっか行くついでに行くレベルの場所じゃない
●ダムカレー食えず
●結構寒かった
●事前にある程度、知識を入れておいた方がより楽しめる


私の場合、元々福井の方へ旅行に行く初日に、特に予定がなかったので、黒部ダムを出発直前になって予定に入れました。

更埴ICについた時点で14時頃、扇沢駅についた時点で16時半頃。まだその時間でも他にダムへ行く方いましたが、数えるほどでした。

思い出にはなりましたが、ついでで行くところではない、と痛感した次第です。

接客に向いてる向いてないは【あまり関係ない話】

接客に向いてる向いてないは【あまり関係ない話】
「接客 向いてない」で検索すると、向いてない人の特徴なんたらってやつが多くて、中見るとその特徴が列挙されてて、最後は転職おすすめ!って内容ばかりですよね。

いい加減飽きますよね?

そういうのは見飽きたよ!って方向けに、本記事を書いていきたいと思います。

本記事を書いている私は、上場企業の小売りの現場で10年以上の経験があります。今は店長です。

接客に向いてる向いてないはあまり関係ない話

接客に関わらず、仕事なんて向いてる向いてないを挙げたら、業種や職種に関係なくいくらでも出てくると思います。一言で言ってキリがない。

向いてないからダメかというと、そうではないと思います。

たぶん私も接客には向いてないです

よくある、向いてない理由何選みたいなところにありそうな、例。

・人見知り
・融通が利かない
・気が弱い
・短気で怒りっぽい
・ストレスに弱い
・プライドが高い
・緊張しやすい
・口下手
・気配りや配慮ができない
・マニュアル対応しかできない
・せっかち

ぶっちゃけ、上にあるようなのは、接客に限らず他の仕事でも、ほぼほぼデメリットにしかならないと思います。

だから接客に向いてないってことと、ほとんど関係ないかなと。仕事で人と関わる以上、大なり小なり上のような能力が関わってくるって話です。

私の場合

・人見知り ⇒ 慣れるまで、あまりペラペラとしゃべれない場合が多い ×

・融通が利かない ⇒ 場合によっては頑固 △

・気が弱い ⇒ 基本気が強いけど弱い場合もある △

・短気で怒りっぽい ⇒ まさに ×

・ストレスに弱い ⇒ これは仕事で鍛えられました 〇

・プライドが高い ⇒ まさに ×

・緊張しやすい ⇒ まさに。最終最後たまに開き直れる時がある △

・口下手 ⇒ これは違うかな。ただ仕事中とプライベートは全然違う 〇

・気配りや配慮ができない ⇒ 気付きはある方 〇

・マニュアル対応しかできない ⇒ これも違う 〇

・せっかち ⇒ まさに ×

〇が4コ、△3コ、×4コ。まぁこんなもんでしょう。こんな私でも10年以上続けられてます。つまり何が言いたいかというと、これ全部「〇」の人なんか基本いないってことです。

ようするに、誰でもいくつか該当しそうなものをいっぱい並べておけば、なにかは「×」になり、向いてないよ認定して転職すれば?って勧めてるだけですね。

胡散臭い占いの類と同類。

向いてる向いてないより重要なこと

昭和っぽいですが、一言でいって「やる気」ですね。仕事に取り組む姿勢です。

根性論ではないです。

例えば、接客業なら身だしなみに気をつかう(これは基本当たり前だができてない人はできてない)、挨拶をがんばってみる、とか。

これも超キレイにしろとか、超大声出せって話ではありません。

その人なりの出来る範囲でやれば良いってことですね。背伸びする必要はなくて「あぁ気をつかってるんだなぁ」が相手に少しでも伝わればOK。伝わらない場合は、工夫をして伝える努力をする。

それで、まったく伝わらないってことはないはずです。

夏場なんてぶっちゃけ臭い人多いです。スタッフでもお客さんでも。ただ体質の部分もあるのでしょうがないこともありますよね?

風呂に毎日入る、服を洗濯する、臭いと自覚して消臭スプレーを使う、その程度で充分です。それすら出来てないなって一発でわかる人が何人いることか。

接客業に向いてなくても、できない理由にはならない

仮に、上のような例にいっぱい該当するから「接客は無理ゲー」って思うかもです。

そんなことはありません。

おおむね改善可能なことばかりだから

なぜなら、ほとんど改善できるか、もしくは誤魔化すことが出来るので。

改善といっても「性格を変える」とか100%無理なので、そうではなくて相手に悟らせない技術を磨くとか、言葉(言い回し)で取り繕うとかやり方は色々あります。

真の意味での改善なんて(できれば理想ですが)する必要なし。つまりお客様を不快にさせなければ、最低限要求は満たしています。

こう書くと、あなたはバイトで入社して、正社員になって店長までやってるから出来るんでしょ?って思われる方もいるかもしれません。

しかし、私も過去には幾度となくクレームをもらい、スタッフともお客様とも喧嘩し、それでもめげずにやってきたからある程度出来るようになったってだけの話です。

そもそも何事も、始めてからちょっとやったくらいで出来るようになる、なんてことの方が少ないんじゃないでしょうか。

それでも続けてる人はたくさんいる

これまで色々なスタッフを見てきましたが、客観的に見ても明らかに接客向きじゃないなこの人はってスタッフも何人も見てきました。

お客様に対して気配りが足りない、物言いがキツい、所作が雑など、挙げればいくらでも出てきます。じゃあこういう人がみんなダメかっていうと、そんなことはありません。

違う側面で見ると、商品知識がズバ抜けてて感謝されてるとか、愚直なまでに素直で人受けはいいとか、そういう良い部分もたくさんあります。

別のやりがいを見つけるでもいい

接客にばかり目を向けず、他を見るのもアリです。

例えば私は、家の掃除はしませんが、売場の商品は明らかに掃除をしている、という自負があります。単純に埃が嫌いってのもありますが、お客様が商品を手に取った時、ザラついたらイヤですよね。

それに埃がついてていかにも売れてないってのより、見た目が綺麗なことに越したことはない。

他のスタッフもほとんど気付いていないし、誰にも褒められたことはないですが、ずっと続けています。これだって立派な貢献じゃないですか?

自分が大昔からこれを続けてこられたのは、そういった思いがあったからです。小さいことですが、やりがいの1つにはなっていると思います。

向いてなくてもできるんです

物には見方ってのがあります。

例えば、冒頭の向いてない理由にあった「融通が利かない、マニュアル対応しかできない、ストレスに弱い」などは、突っ込みどころ満載です。

融通が利かない、マニュアル対応しかできない

バイトという立場だったら

バイトがお客様にクレーム入れられ、値引き要求を断りお客様を怒らせたとします。クレームの理由はお客様都合だったとします。
店側からみたら「マニュアル通り断ったな、えらい!」
一方お客様側からみたら「融通利かないわね!」

責任者という立場だったら

上と同じ理由で、責任者として値引き処理をしたとします(このまま揉めると面倒なことになりそうだったとかの理由で)。
マニュアル対応ではなく臨機応変に対応し、融通もきかせた。まぁ問題ないでしょう。

しかしバイトで責任者と同じことをしたら・・・

店「なに勝手なことしてんだ!マニュアル通りやれ!」店長に怒られます。
客「融通利かしてくれてありがとう!」お客様には感謝されます。


つまり立場がバイトだと、話の整合性がとれないんです。だから上にあるような「融通が利かない、マニュアル対応しかできない」などは、立場や職権によっても変わってくるという話です。

ストレスに弱い

ストレスがない職場ってあるんでしょうか。仮に相手がお客様じゃなくても、会社の社内の人間や取引先、それこそ機械に対してだってストレスを抱きます。

ストレスに強いか弱いかなんてのは、結果的にその人がやれてるのかやれてないのか、でしか計りようないですよね。

どの職場もですが、ストレスに弱い人が向いてないのではなくて、そのストレスとどうやってうまく付き合っていくか、が本質かと思います。

100人いたら100人が満足する接客はありえない

冒頭の向いてない理由、全部該当しない(全部〇の人)スーパーマンがいたとしましょう。

それでも、その人が接客しても不満に思うお客様が必ずいます。

結論からいって、生身の人間を相手に100%はありえません。万人が満足する接客などありえないからです。接客を経験したことある人なら、全員知っていることです。

お客様の性格や気分、体調、その時の持っている時間にもよるでしょう。接客する側の態度や見た目、性別、年齢、仕草にもよるでしょう。

但し、100人中95人が満足する、100人70人しか満足しない、というケースはあります。限りなく100に近づける努力は必要かもしれません。

でも無理は禁物

ここまで向き不向きはあまり関係ないと述べてきました。

ですが、努力でカバーできる部分ももちろんあると思いますが、体や心が悲鳴を上げているのに、無理して続けるのはおすすめできません。

それは本人にとっても、お客様にとっても、会社にとっても、誰も幸せになれないような気がします。

向き不向きで判断するというより、自分と向き合い「その仕事はどうなのか?」と問いかけ、答えを出すのが、一番ベストなんじゃないかと思います。


(注意事項)
ここではあくまで、機械的接客に近い職場の話です。接客といっても、機械的か対面で時間を使う接客かによっても方向性は大きく違います。すべてがこういう話ではないとだけ付け加えておきます。

【3分でわかる】本質ってなに?独自の視点でわかりやすく解説

本質ってなに?独自の視点でわかりやすく解説
「~~だけでなく本質をもっとみましょう」

「物事の本質を捉えましょう」

「本質はそこじゃありません。間違ってはいけません」

などど、見聞きする機会もよくあるんじゃないでしょうか?


ありふれた言葉なので、あまり深く考えないで使っていることが多いと思います。

ここでは本質の意味というより、本質がわかるとどうなるか?にフォーカスして解説していきたいと思います。

よく聞く「本質」という言葉。もっとわかりやすくすると

まず言葉の意味

「本質」でググると、トップに、

【本質】ほんしつ
そのものとして欠くことができない、最も大事な根本の性質・要素。のように出てきます。(ウィキペディアは私の読解力では意味不明だったの割愛)

上のようにある通りですね。思うに大事な部分は、「根本の~」です。とりあえず、ここだけ頭に入れておいてください。

言葉の意味はあまり重要じゃない

言葉は言葉として使うというより、相手との共通認識で成り立っていますよね?別の表現を使えば、ニュアンスといえばいいんでしょうか。

言葉は言葉自体に意味はなく「それがなにを指しているのか」を瞬時にお互いが理解することで、成り立ってるといえます。そんなこといちいち考えて会話しませんが、ここがかみ合わないと、スムーズな会話ができません。

わかりやすく言うと

「本質」という言葉は、その物事の根本的な部分、そもそも論、問題の原因を指す、と認識しておくと、わかりやすいかもしれません。

これだけで終わってしまうと、あまりピンとこないので、以下に例を交えつつ説明していきたいと思います。というか、こっからが本題です。

本質というのはなにを指しているのか

まず見るべきはそのお題目の範囲によって、簡単か難しいに分かれると思います。

例えば外交問題や外国の民族問題(大きい話)

よく聞くこととは思いますが、日本はいつもアジア諸国と揉めています。しかしながら、こういったケースにおいて、本質は一つじゃないと思っています。

歴史的背景がそこにあったり、今の国家の状態や、トップの思惑、企業の思惑、あらゆることが複雑に絡み合ってしまっているため、一筋縄ではいきません。

また、外国で紛争の原因になっている民族・宗教の問題。

日本は多民族国家じゃありませんし、宗教も大半の人にとってそこまで生活に密着しているものでもないため、なぜあそこまで揉めるのか全然感覚的にわからないですが、原因が1つなわけないですよね。

こういった場合には、ある程度本質を追及する必要はあると思いますが、追及しすぎると返って視野を狭くしたりする危険性があるように感じます。(一方方向の考え方のみになってしまい、他の見方ができなくなる)

もっと身近な例:私(狭い話)

私の会社の売上について

かれこれもう5年近くになりますか、すごい勢いで会社全体の売上高が落ちまくっています。昨対比が年々落ちていくため、現在の売上は数年前の70%とかになってます。やばくないですか?

ちなみに客数×客単価で売上が決まります。客数が毎年かなり減ってきている・・・が、根本的な原因ですね。

ではなぜ毎年お客さんが減り続けているか?

改善点を聞かれ・・・

去年、上司が店にきた際に「この店の課題はなに?」と聞かれました。

「細かい改善すべきことはいっぱいありますが、その前に「売る物」がもう限界です。抜本的な改革(経営陣にしかできない)が必要ですね・・・」みたいなこと言ってしまいました。

まぁ言うべきじゃなかったんでしょうけど、本気でそう思っていたので言ってしまいました。

店で見たら、挨拶を元気に、接客をもっと丁寧に、トイレを綺麗に、掃除を隅々まできちんと、売場のPOPをわかりやすく・・・などなど色々ありますが、もうそれをやったとてその売上は埋まらないのです。

上記ももちろん重要です。そういった小さな積み重ねが顧客満足をあげることもわかっていますが、この売上の落ち込みはそういう次元の話ではないんです。

どうやって解決すんの・・・

その上司もわかっていることだったのですが、そう簡単にはいきません。

●商品力がもう限界
●時代背景もありネットに購買層が流れている(ネットでいくらでも買えるものを売っている)
●基本的に商品のターゲット年齢が、少子高齢化の少子部分のものしかない
●経営陣の時代感覚が昭和すぎて戦略が・・・
●ジリ貧経営のため経費押さえろ&労働力確保困難、が重なり店は人数不足で回らない

ここでの本質はこんな感じです。

結局、企業として解決できていないので、結果はいわずもがなです。ちょっと愚痴ですが、「店であれやれ!これやれ!」言う前に、もっと現実見ようよ・・・と思ってます。

身近な例2:よくあるワイドショーやニュース

「~~ちゃんが行方不明です」「~~の事故がありました」「~~という(悪い事)が起きました」。

ニュースはネタがないと番組が成立しないため、どんなことをしてでもネタを探します。大きな国の行事や政治的問題があればそれを報じ、目新しいものがなければネガティブニュースを流し続けます。

良いニュースももちろん流しますが、トップにくるのはほぼネガティブニュースです。「人の不幸はなんたら~」ですね。簡単に言って目を引くからです。※良いニュースでもノーベル賞とかワールドカップ優勝とかはさすがにトップ。

また、良いニュースというのは上記のようにわかりやすければすぐ流しますが、大抵の場合、こういう良い事をしました(経緯の説明)>結果という順序のため時間を取られ、トップに持ってくるのには難しいということもあります。

ネガティブニュースを見て思うこと

「~~ちゃん(中学生)が行方不明です」「~~ちゃんが見つかりました!」

だから、なに? ですよね。単純に「あぁそうなんだ(どうでもいいけどね)」とは思います。

なぜそうなるかというと、最終最後に起きた「事実」しか伝えていないからですね。そもそもなぜそこに至ったのか、過去になにがあり、なにが原因だったのかなど、報じられる場合もありますが、基本なしです。

例えば、行方不明の原因>誘拐>SNS>なぜSNSで甘い言葉にのったのか>家庭環境がうまくいってない>親に問題があった>その親の子供時代に実は・・・みたいな感じですよね。

事件そのものの本質

なので、上の例でいう本質は、なぜその事態が起きたかを考えることです。

●SNSを悪用した犯罪者がまず悪い
●被害にあった人の家庭環境に問題があった
●家庭環境にも問題があったが、それに異を唱えるのに本人がその方法論を間違えた

など。本質を改善できなければ、減ることはないでしょう。家庭に関わる本質の改善は、国や地方自治体には難しいので、今後もSNSの制限が厳しくなっていくだけでしょうね・・・。

報道側の本質(別の視点)

●メディア(TV)は広告主のために視聴率(スポンサーが儲かる)さえ取れればよい。
●視聴率にならないなら、事件そのものや事件の前後関係などどうでもよい(虚偽の報道さえしなければ)。

報道の本質についても考えさせられます。しかし彼らも利益追求のための手段として、TVなのか雑誌なのか新聞なのかって感じなので、それ以上でもそれ以下でもないですよね。

交通死亡事故の例

他には高齢者の死亡事故ニュース。警察庁2018年の統計で、加害者が75歳以上で全体の約15%、65歳以上で約55%。他にも色々データはありますが、報道されるのは高齢者の加害ニュースばかり。

ここ最近は、件数も多く、全体に占める割合も高いのはわかりますが・・・。

本質は別のところにありそう。

●今後も高齢者は増え続けるから、気を付けようと促している(報道を見る限りそうは見えませんが)
●AIによる自動運転を推進するため
●免許を早く返納させるため、または(法改正し)更新を難しくするため
●自動安全装置付きの新車を買ってもらうため

いずれにしろ、法改正となったら世論を無視できません。根回しとまではいいませんが、事前にそういったニュースを繰り返しばら撒いておくことで、世論を味方につけるまたは反発を買わないようにしている、とも解釈できます。

ニュースでは基本細かいデータあげないですよね。起きた事実のみ切り取って伝えてる感がすごいです(嘘ではないんですが)。政治家の不適切発言もまさにそれ。

本質がわかれば、違って見えるものがある

物事にはあらゆる側面があります。

人間関係、恋愛、仕事、商売、スポーツ、それこそニュースに至るまで、何事にも本質はあると思います。

本質を見抜くのに簡単だったり、逆に複雑化していることもあります。


「本質とはなにか」という風に、難しく考えるのではなく、

この問題の核は?
なにが原因か?
根本的なことはなにか?

といった具合に、あらゆる事柄に対して、なぜ?なぜ?なぜ?を繰り返していけばその先にあるものが本質だと思っています。

そういった見方を日常で試してみてください。きっと普段とは違う視点で物事を見ることで、また別のなにかが見えてくるかもしれません。

また、こういった思考方法は、あらゆる所で活かせます。

目的と手段がごっちゃになったり、がむしゃらになりすぎて周りが見えなくなったときなどに、一歩引いて見ることで、冷静に再確認ができたりします。

人生がつまらない40代へ、そんなの当たり前【贅沢な悩み】

人生がつまらない40代へ、そんなの当たり前
他所で書かれている記事の共通点を見ると、たいていが「目標を持とう、生活習慣見直そう、外で活動して趣味や出会いを見つけよう」みたいなのが、ほぼですね。

それが簡単に出来ないから、困ってるんじゃボケ~!って話ですよね。

私もそう思います。同じ40代として、歳を重ねてくるごとに、昔のような感性や素直さ?みたいなものを失っていってる気がします。積み重なるなにかが、マドハンドのように足に絡みついて、動きを封じてくるんですよね。


ここでは、冒頭にあげたような、読んで満足して寝て起きたら忘れてる・・・系の内容ではなくて、別の切り口から考えていきたいと思います。

<注意事項>
・他所様をディスってるわけじゃありません。正しいことを書いてます。
・不快な気持ちで終わる可能性もあるので、それがイヤな人は続きを見ないでもらって大丈夫です。
・私個人の見解のため、苦情等は一切受け付けておりません。

人生がつまらない、そんなの当たり前で贅沢な悩みです

順番に説明していきます。

そんなことを考えてる時点で暇なんです

人生がつまらないなぁとか、あるふとした瞬間に「毎日つまんねーなー」「つまんねー人生だな」って思う時があることでしょう。

しかしそれって、日々の生活は問題なく送れていて、お金は困らない程度にあるけど、充実感がない、心の満足がないってことですよね?

まずここです。前提としてすでに、ある程度の生活が送れているということ。普通に生活が送れているからこそ、そんな余計なこと考えちゃうんですね。

また、それを考えるだけの頭の良さがあるともいえます。

ここで例をあげます

例1:既婚女性子供3人。旦那が家計費まともに入れないことしばしば、あげく薬やって逮捕。自分はバイト3つ掛け持ちして、寝る時間も削って仕事の毎日。

例2:独身男性。ある事情から借金数百万。仕事はしているが、給料の多くが返済に消え、生活は一向に良くならない。

いずれも知り合いの話です。両方の共通点、頭脳的にどちらもバカです。教養がないだけで人間としてはいい人達ですが。でも不思議なことに、この人達からは後向きなことは聞こえてきません。

目の前の現実にいっぱいいっぱい過ぎて考える暇なんかないからです。また考える能力も乏しいからでしょう(これは言い過ぎかもしれませんが)。

人生の選択は自分でしている

すでに40年以上生きてこられた方ならわかると思いますが、これまでの人生、色々あったと思います。例えば、入試、就職、結婚、出産、転職、離婚、などなど。

それ以外にも個人単位でみれば、数えきれない程なにかあったはず。

ただ、それらに共通して言えることは、基本的にすべてを自分で選択してきたということです。親の意向や家族の意向があったにしろ、最終的に決めたのはあなた自身なんです。

時代が時代なら、身分制度に縛られ選択の余地なし、医療も未熟なためちょっと重い病気にかかったらすぐ死亡、80年前は大きな戦争もありました。場合によっては生まれながらにして、死ぬ時までの選択肢なんてなかった。

現代に置き換えると、
●男性なら仕事漬け、家と会社の往復の毎日。独身なら孤独、既婚子持ちなら人間ATM。
●女性なら非正規多い、家事、育児、子育て、パート。自分の時間なんてあったもんじゃない。

こんな感じかと思いますが、これらは誰かに強制されたわけではないですよね?

下を見て、今を満足しろってことではないです。ただ、今の時代、選択できる余地があるだけマシじゃないでしょうか。

【提案】つまらない人生を受け入れてみては?

つまらないと思っている人はきっと救いを求めています。行き詰った現状から抜け出したい、誰か助けてくれ、と。しかし他人に期待しすぎてはいないでしょうか?

他人は、所詮他人です。大多数の人は、人の人生なんて興味ありません。


そこでいくつか提案です。

提案1.諦めの境地を目指す

なにもかも諦めましょう。孤独、人間ATM、家事子育てマシン、もうそれでいいじゃないですか。これまで通り同じ日々を繰り返して、老後を心配しながら、年老いて死んでいきましょう。

もうなにも考えないで、思考停止しましょう。心に抱く理想と現実のGAPが埋まらないから、満足できないんです。理想なんてすべて捨て去りなにもかも諦める。それで心はずっと楽になるはずです。

提案2.思考の方向性を変える

これはちょっと難しいです。そもそもネガティブ思考な人は、ネガティブなんです。心で真っ先に抱いた思考や感情を変えることは簡単じゃありません。だって直感でそう思うわけですから。

よくポジティブ思考になろう「物事を前向きに捉えよう」「もっと感謝を持とう」とありますが、そう思えない人には簡単にそう思えないんです。これが簡単に出来るようなら人生に迷う人なんていませんよ。

ただこれを転換できる人がいるとすれば、それは素晴らしいことですね。少なくとも私には真似できませんが。

提案3.新たな選択肢をもって猛進する

40年が生んだ代償?能力?

人間40年も生きてくると、さすがに知恵と経験がつきます。おかげでリスクを回避する能力が高まります。しかし返ってそれが、行動にブレーキをかけます。

これまでの経験を基に、瞬時にちょっと先の未来を予測するからです。でも例えば10代はそんな難しいこと考えません。経験が乏しいため、未来予測もできません。だから行動が早いです。

逆に年齢が上がってくると保身とまではいかなくとも、無意識にリスクを回避し安全策をとる。

結果、それが変化のないつまらない生活を生んでいます。知らず知らずのうちに自分でそういう道を選択してるということなんですけどね。

新たな選択肢とは

行き詰った現状を打開する「なにか」です。その「なにか」はその人にしかわかりません。ここを人任せにしてはいけません。しっかりと自分で考えて答えを出すことが重要です。

「なにか」とは行き詰ってる原因の改善策ですね。

他人に期待するのはやめましょう。聖人君主でもない限り、基本人間はみんな自分のことしか考えていません。

また「なにか」が見つかったとしても、その先の猛進がなければ、提案1に逆戻りです。

しかし行動には痛みが伴います。40年が生んだリスク回避能力と行動、どちらを取るかは、また選択なのです。

すべては「脳が見せている”世界”」

ここまで書いて思いましたが、見事に救いがない話になりました。


一言で結論言うなら、思考の問題なので結局のところ本人がどう思うのか(捉えるのか)ということだけ。そしてどう行動するのかということ。

脳がスゴすぎる件

人を人たらしめているのは、脳です。誰しも知っている話ですが、思考の働きもすべて脳が作り出しています。感情や感性も全てそう。なにごとも脳が勝手にそうみせているとも言えます。

まだ来てもいない未来への不安もそう。生物である以上、生存こそが第一にくるため、できるだけ長く生存させるために、脳が体に生き続けられるよう飯を普通に食えている今を続けさせようとしてるんです。

「現状を変えちゃっていいの?飯食えなくなったらどうするの?今飯食えてんだからそれでいいじゃん?」と脳の生存に関わる部分が不安を煽るというわけですね。

逆に満足を司る方の脳は、それじゃ納得しません。「いや、そうじゃない。俺は私はこう在りたいんじゃ~!」と。なんという矛盾でしょうね。

脳が見せる世界に負けないように

仮に数万年生きられる寿命がそもそもあったとしたら、実質無限みたいなものなので、人生つまらないとも思わないでしょう。無限なら、なににどれだけ時間を使おうが意味をもたないので。

基本成人後は80年以下(体が充分に動く期間はもっと短い)という限られた時間だからこそ、有意義なものにしたいと思い、そこに対し理想が生まれ、現実とのGAPに苦しむのだと思います。

人はいつか必ず死にます。そのいつかは誰にもわかりませんが、最期の時に「あーつまんねー人生だったな」と思いながら死にたくはないですよね。

脳が勝手に見せる未来への不安に振り回されることなく、自分が満足できるかもしれない未来に向けて歩んでいきましょう。

はてなブログの目次の簡単なカスタマイズ方法

ここでは、目次のカスタマイズ方法を説明します。

目次って簡単に変えられるのだろうか?専門知識ないけど・・・。

そういった疑問にお答えしていきます。


目次を変えられた方が良い理由

デフォルトの目次では、見出し全てを目次の対象としてしまうため、場合によっては目次が細かくなりすぎ、画面のかなりの幅をとるだけでなく、余計に見づらくなってしまうことがあります。

目次の本来の目的は、記事中の内容を簡潔に読者に伝えることですよね?
また、好きなように変えたい差別化したいなどの理由もあるかと思います。


では具体的にアクションについて説明します。

はてなブログの目次の簡単なカスタマイズ方法

目次のカスタマイズは簡単です。

見た目を変えるだけなら、ググればすぐに見つけられます。

ここでは「見た目+目次に表示したい見出しを選ぶ」を紹介します。

専門知識は不要です

カスタマイズや自分でコード貼り付け(HTMLとかCSS)と聞くと、脊髄反射的に無理って思う方もいるかもしれませんが、ご安心ください。

知識がなくても大丈夫です。

なぜなら私も知識がほとんどないのに、調べて色々と試したらできたからです。
しかしながら、こんなシンプルな見た目にも関わらず、たぶん10時間くらい使ってます・・・。

私と同じ時間を使わなくて済むように、紹介していきたいと思います。

(注意事項)
※貼り付け後、失敗した!と思ったら丸ごと消せば、元に戻せます。

具体的にやること

以下のコードを、
【ダッシュボード > デザイン > カスタマイズ(スパナのアイコン) > デザインCSS】
に、コピペするだけです。
元々なんか書いてあると思うので、それは消さずに改行して追記する形でOKです。
ちょっと縦長で見づらい&コピペしにくいかもしれませんが、すいません。


/*はてな目次のデザイン*/
ul.table-of-contents {
border: 1px solid #222;
padding: 1.2em 1em 1em 2em;
margin: 0.5em 0 2em 0;
position: relative;
background-color: #fff;
border-radius: 3px;
font-size: 1.2em;
}
ul.table-of-contents:before {
content: "目次";
display: inline-block;
position: absolute;
top: -0.6em;
left: 0.5em;
background: #000;
padding: 0 0.5em;
font-weight: 700;
color: #fff;
}
.table-of-contents ul{
display: none;/*??階層以降を消す*/
}
.table-of-contents li,
.table-of-contents ul{
list-style-type: none;/*表示一時的に消す*/
}
ul.table-of-contents li:before {
content: "▼"; /*記号に変更*/
color: #000000;
padding-right: 0.5em;
font-size: 80%;
vertical-align: text-top;
}
.table-of-contents a{
color:#0000ff;
}
.table-of-contents a:link {
color:#0000ff;
}
.table-of-contents a:visited {
color:#0000ff;
}
.table-of-contents a:hover {
color: #000080 ;
}

上記をコピペしたら、【変更を保存する】で完了です。

完了後、実際にブログを見てもらったら、目次の表示が変わっていると思います。

カスタマイズ箇所の説明

コピペしただけでは、私と同じものになってしまい非常にシンプルかと思いますので、コードの変更箇所やその内容について説明します。

目次の調整

上記の吹き出し見てもらえれば、おおむねわかって頂けると思います。
一部補足します。

各項目の色の指定について

色指定の「#fff」などは、「#ffffff」とも記述できます。
より細かい色を指定する場合は、6桁必要です。
同じ文字の場合は、3桁でも6桁でも同じ色です。

色はこちら ⇒ WEB色見本 原色大辞典 - HTMLカラーコード
色々な色が載っていてわかりやすいです。

目次に表示する見出し数の調整について

「ul」の数は見出しの階層の深さです。
私の場合は「ul」1つなので、大見出しのみ表示されます。
例えば、「ul ul ul { 」と記述すれば、小見出しまで、目次に表示されます。
試してみてください。

但し、ここを変えた場合、全記事がそのように変わるので、そこは気を付ける必要があります。
記事によって目次を変えたい場合には向いていないので、あらかじめ目次の階層は決めておいた方が楽かもです。

記事によって目次の階層を変えるCSSというのは、すいませんがわかりません。

別の方法としては、表示される階層をあらかじめ指定しておきその上で、記事執筆の際に、見出しの大きさを調整するというやり方もあると思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。うまく目次のカスタマイズできましたか?

私は目次の調整や、見出しの記号、更新日の表示カスタマイズなどで、トータル10時間は使ったような気がします。

上記の目次調整だけでしたら、あっという間かと思いますので、気になった方は是非試してみてください。

見出しの記号等々については、また別の機会に記事にしたいと思います。

はてなブログの目次作り実は超簡単です【基本的なのは】

はてなブログを始めて間もない方、以下のようなことありませんか?

記事を書いてみた ⇒ 「あれ、なんか物足りない・・・あ、目次がない!」
手動で書いてもいいけど、毎回手入力するのは大変だなってなりますよね。

今回は、自動で目次を入れる方法を書いていきたいと思います。

また、デフォルトの目次じゃなくて、目次そのものを好きなようにカスタマイズしたいよって方には、後半でその方法をご案内します。

※↓にあるものがその目次です。

はてなブログの目次を作るのは、実は超簡単です

結論から言うと、目次設置のための専用のボタンが用意されています。

目次を作って入れる

では、目次を作ります。

目次を入れたい場所にカーソルを合わせておきます。
次に目次挿入ボタンを押します。

目次の挿入

以下のように入ります。

目次の挿入完了

これで目次を表示する準備は整いました。

※【:contents】というのは、好きな場所に入れられます。
基本的には記事の最初の方になると思います。

見出しを入れる

では、その目次の元はというと、「見出し」です。
見出しというのは、文章のはじめや適当な区切りの時にある、フォントの大きめな太字の題名ですね。
見出しがそのまま目次になります。(見出し全てが対象です。見出しサイズによって見え方が変わります)

以下が、見出しの入れ方です。
例として、赤枠を見出しとします。
見出しにしたい文のどこでもいいので、カーソルを合わせておき、見出しを選びます。

見出し入れ方


これで見出しが入りました。
※参考までに。はてなブログの記法の違いによって、記事作成中の見出しの見え方が違います。
見たまま編集では太字になり、はてな記法では☆記号の小さいやつが文頭についたりします。
完成後に違いはありません。


目次完成


これで目次が完成しました!

以上が、まず「基本的な目次を記事に入れる」でした。

※上の目次はすでに以下のカスタマイズ後のものです。根本的には同じなので、見た目の違いはスルーで大丈夫です。
私が使っている設定では、中見出し以下が目次に出ないようになっています。

目次をもっとカスタマイズしたい!

しかしながら、用意されているものだけじゃ物足りない・・・、もっと変更できないの?って方向けにその方法をご紹介します。

私なりに調べて少しずつ手を加えていきました。


目次の文字を変えるやり方や、「・」を数字に変えるやり方、目次背景の色を変えるなど、他ブログにはあったのですが、そこじゃないよ!ってとこは、なかなか書かれていませんでした。


今、表示されている記事がシンプルですが、私が手を施したものになります。
記事の外部の設定をイジっているので、記事が増えても自動で入りますし、直したい場合はその外部の設定を直すだけで、全記事に反映されます。


やる事としては、リンク先のものをコピペして、ブログの設定に入れるだけの簡単な作業です。気になった方は、是非試してみてください。
特に難しいことはやっていません。また知識もほとんどありませんでしたが、ちょっとだけ改造したら出来ました。先人の知恵に感謝です。


こちら ⇒ はてなブログの目次の簡単なカスタマイズ方法


(余談)
はてなブログでは「大見出し」がHTMLでいう「h3」タグになっている ということと、目次とは直接関係ありませんが、記事のリライト(更新日)日付を自動で入れたいと思っていたので、「その2つ」と「見出しのレ点」みたいな細かいのも合わせてその改修を実施済のものです。(後から調べててわかったんですが、Markdownモードだと普通にh2タグ使えるみたいです)

最後に・・・

無料はてなブログでもある程度までは、カスタマイズできますが、


●自動の広告が入って、記事のデザインやイメージが崩れるので消したい
●スマホ向けにPCとは別にカスタマイズしたい
●トップページの表示を「一覧形式」にしたい
●独自ドメイン(XXXXXX.comのような。XXXXXX.hatenablog.comにならない。XXXXXXにはサイト名が入ります)を使いたい
 ※独自ドメインについてはググってもらえれば、すぐ調べられます。ここでは省きます。


などなど、そういった悩みを解決するのが、はてなブログPROです。
私も使っていますが、広告も消せるし思ったように表示できていて、いい感じです。
またレンタルサーバーで独自にブログ構築・・・が理想かもしれませんが、一からサイト構築なんて・・・や、レンタルサーバー代が・・・って方には、はてなブログPROがおすすめですよ!

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【失業給付】もらうには?気になる金額はいったいいくら?

【失業給付】もらうには?気になる金額はいったいいくら?
※上記画像は不適当かもしれませんw

聞いたことはあるけれど、よく考えたら「どういうものなの?」っていうのが、世の中には割とあったりします。

「失業保険」なんていうのも、そのうちの1つだったりしますよね?

ということで、その内容を噛み砕いてまとめてみました。

関わることがない人が多いかもしれませんが、なにが起きるかわからない世の中、概要だけでも知っておいて損はありません。逆に知らないと損をするかもしれません。

国が用意した制度なので、使える時には使いましょう。

失業給付もらうには?金額は?

まずは制度の概要を説明します。

失業給付ってなに?

ズバリ、会社等を辞めた後、失業中に国から補助されるお金のことです。管轄は各地の〇〇労働局、簡単に言ってハローワークです。

会社で週20時間~労働で、入れる入らされる「雇用保険」というものが、俗に言う失業保険です。

※加入すると、雇用保険被保険者証という紙のペラいちが渡されます。年金手帳と違って、なくす人も多いと思います。

ちなみに、失業保険というのは、広義には結構指すところが多いですが、私達一般人に身近なのが、直でお金がもらえる失業給付ですね。

※失業手当、失業給付、求職者手当、基本手当 など呼び方がいくつかありますが、全て同じものを指しています。

退職時の理由によって、給付日数が変わります

ここでいう理由というのは、細かい理由(転職、病気、介護)ではなくて、自己都合の退職か、会社都合の退職かです。自己都合は上の細かい理由みたいなもの、会社都合は倒産や解雇です。

会社都合の退職の場合、給付日数が手厚くなっています。辞めたくないのに辞めさせられたのだから、当然といえば当然です。

退職時の理由によって、給付受け取り開始時期に違いがあります

上記の自己都合か会社都合かで、給付のスタート時期が変わります。会社都合なら申請後から1週間後、自己都合は申請後1週間+3ヶ月後から。

いずれにしろ退職したら、必要書類整い次第、早めに手続きした方が良い感じですね。

雇用保険の加入期間によって、給付日数が変わります

・加入期間10年未満
・10年以上20年未満
・20年以上
の3区分です。自己都合加入10年未満で、給付日数最短の90日です。巷ではよくここが基準にされているような気がします。

会社都合で年齢が50歳くらいだと、最大近くで330日とかになります。

退職時の年齢によっても、給付日数が変わってきます。

簡単に言って、若い人ほど少なく、老人に近いほど多くなります。

※この辺りの細かい給付日数については割愛します。厚労省のHPを見れば全部載っていますので、気になった方は見てみてください。
こちら ⇒ ハローワークインターネットサービス - 基本手当の所定給付日数(リンク先の特定受給資格者(理由離職者)は、会社都合での退職を意味します)

相対的に、雑ですが、以下のようになります。
若い   > 加入期間も短い > 少ない
おっさん > 加入期間も長い > 多い

一旦雇用保険を喪失しても、通算できる場合があります

喪失猶予期間は1年です。例えば、3年加入 ⇒ 一旦抜ける ⇒ 1年以内にまた加入。そこから8年。これで加入期間は11年とされます。

但し上の例でいくと、3年加入した後に給付を受け取っていたり、間が1年以上開いた場合には、通算されません。リセットされます。

給付日数に応じた日当金額基準は、退職日直近の約6ヶ月の平均

厳密には180日の平均。税金等天引き前の総支給額が元になります。

例)月収40万手取り30万くらいの場合
  40万×6(ヶ月)=240万
  240万÷180(日)=13,333円

※イメージしやすいように、手取り額をのせただけなので、実際手取り額は関係ありません。

実際に支払われる金額は?

上で算出した金額に対して、80~50%の範囲です。所得が低いほど80%に近く、所得がある程度高い場合は50%です。上の例の場合は50%になるので、6666円くらいになりますね。

また上限もあります。ざっくり7000~8000円くらいです。

これもまた年齢によって変わってきます。基本的には歳が高いほど上限高いです。


ここまでで、おおむね失業給付がわかって頂けるんじゃないかと思います。じゃあいざもらうにはどうしたら良いか。

失業給付、具体的にはどうしたらもらえる?

退職後、離職票を会社からもらって、自分でハローワーク行きます。

自らアクションを起こさないと、一銭ももらえないシステムになっています。また斡旋や助言してくれる人も基本的にはいないと思います。

再就職先がすでに決まっている場合は、考慮まったく不要ですが、そうでない場合は給付期間のこともあるので、気を付けたいところです。

必要な雇用保険離職票は退職前に申請しておくと良い

会社が発行するものなので、事前の退職時の書類提出の際に申請しておけば、特に問題なく、退職後1~2週間で発行されると思います。

失業給付をもらう権利は、退職から1年

もらえる日数に関わらず基本的には、退職日から1年経過で自動的に権利が失効します。給付申請が遅くなり、もらっている最中であっても途中で1年過ぎたら、もらえなくなります。

離職票が手に入ったら、なるべく早めにハローワークいくのが無難ですね。

まとめ

どうでしょう、概要わかってもらえましたでしょうか。

失業給付ありきで、退職される方はいないかもしれませんが、制度を知っておくと、色々と工夫できる部分もあるんじゃないかと思います。

例えば、加入期間とか。9年半年で退職して受給したらもったいないですよね。

また基礎額が退職直前180日の平均なので、職場が許すなら、超残業しておくとかも、アリっちゃありかもしれませんね。

やんごとなき理由で緊急退職となった場合はどうにもならないですが、ある程度計画的に退職できる場合で、且つ再就職先が決まっていない場合は、考慮に入れても良いかもです。