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【わかりやすい言葉で】FX基礎用語の解説

【わかりやすい言葉で】FX基礎用語の解説
今回はFXをはじめるにあたっての、基礎用語の解説をします。

たくさんの専門用語があり、普段言葉として使わないものもたくさんあります。

そんな中で、最低限これだけは知っておきたいというものをご紹介します。


FX基礎用語の解説【これだけは知っておきたい】

専門用語が飛び交う業界ですが、以下とりあえず知っておけば、市場に参加はできます。私自身そこまで理解がないのになんとかなっています。


噛み砕いて説明します。

FXで最低限知っておきたい用語集

取引編

~通貨 ⇒ 1,000通貨、1万通貨、10万通貨など。取引毎の最小単位。FX会社にもよるが、1万通貨がベースになることが多い。

レート ⇒ その時々の為替相場の通貨の金額。

新規注文 ⇒ 買ったり売ったりの状態にすること。

決済注文 ⇒ 新規注文したものを精算(決済)すること。

約定 ⇒ 「やくじょう」、注文が成立すること。注文しただけは成立していない。約定して初めて成立。

ポジション ⇒ 買いか売りの状態をもっていて、未決済のままの状態。

建玉 ⇒ 「たてぎょく」、ポジションと同じ意味。

買い ⇒ 「Ask」や「ロング」ともいう。買いでポジションを新規/決済すること。

売り ⇒ 「Bid」や「ショート」ともいう。売りでポジションを新規/決済すること。

含み益 ⇒ ポジションを持っていて、利益が出ている状態。未決済状態。

含み損 ⇒ ポジションを持っていて、損失が出ている状態。未決済状態。

pips ⇒ ピップス(ピプス)。通貨毎に単位が違うため、損益を共通の単位で表したもの。
米ドル/円「1pips=0.01円(1銭)、100pips=1円」、ユーロ/米ドル「1pips=0.0001米ドル」。
また投資の成功度合いをpipsで表現するのも、金額の大小で表してしまうと正確な度合いではなくなるため。「1万円勝った!」として、10万通貨なら10pipsでいいし、1万通貨なら100pips必要。
所詮は札束の暴力なので、1回の投資金額が多ければその分利益も大きい。もちろん損失もその分大きくなる。

pipsを感覚的に理解するには慣れも必要。

スプレッド ⇒ FX会社に取られる手数料。ポジションを持った瞬間マイナスなのはこれのため。取引回数が多くなればなるほど、地味に効く。

スリッページ ⇒ 許容スリップなどともいう。あるレートで注文を出したが、約定した時にズレる分のこと。平時はほぼ起きないが、相場が荒れている時や瞬間的に乱高下した時に起きる場合がある。予想とは違うレートで約定するため、利益(損益)が想定外になることがある。

お金編

受入証拠金 ⇒ FX口座に預けるお金。担保。証拠金などという普段使わない言葉だが、要は普通のお金。自由に出し入れできる。これが、利益が出た場合には増え、損失が出た場合には減る。

必要証拠金 ⇒ ポジションを持つのに最低限必要な証拠金。

有効証拠金 ⇒ 取引できる余力。ポジションを持っていない状態なら、受入証拠金=有効証拠金。ポジションを持っているなら、受入証拠金―必要証拠金(含み損益含める)。

レバレッジ ⇒ 少ない金額で大きな取引ができる仕組み。証拠金維持率とロスカットを知っていれば、特に意識することもない。

証拠金維持率 ⇒ 必要証拠金に対する有効証拠金の割合。証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100。ポジションを持つ際やレバレッジを考える時の一つの目安に使う。また100%や50%を切るとアラームが出て、追加の証拠金が必要になる。

ロスカット ⇒ ポジションを持っていて含み損が大きくなり、一定ラインを超えると、強制決済されること。そもそもロスカットが起きるような状況にしないことが重要。
一般的に長期保有ほど含み損益の波が大きくなるため、ある地点まで待ちたいのに証拠金が少ないとロスカットに遭ってしまう、など。よって長期保有になるほど、証拠金維持率を上げた方が良いとされている。

FXは投資の一種

投資と聞くと、「難しい」と直感で思うかもしれません。


当然といえば当然ですね。学校でまったく教えてくれませんので。教えてくれるのは「投資」という単語くらいかと思います。


よく聞くのが、「株・FX・仮想通貨」この辺りでしょうか。「投資信託・個人年金」なんかも投資ですね。前者と後者は、自分でやるのか、人任せ(委託)なのか、の違いです。

FXとは

FXは「外国為替証拠金取引」のことで、証拠金を担保に“外国為替取引をする”ということです。


株とは違って「安く買って高く売る」だけではなく、「安く買って高く売る」「高く売って安く買う」のどちらかで利益が出ます。通貨の相互取引だからですね。簡単にいっていつでも利益を出せるチャンスがある、ということになります。


また株よりは少ない資金で参入しやすいのも特徴です。

特に自分でやる投資には危険性があることも理解する

元本は保証されていない

預金や貯金と違い、元本が保証されていないのが大きな特徴です。つまり大きく稼げる可能性がある分、損をする可能性もあるということです。自己責任で行う必要があります。

完全ギャンブルとの違い

また、宝くじや競馬の完全ギャンブルとは少し違っていて、宝くじや競馬では元手を超えて損をすることはありませんが、元手を最初に全て放棄する形です。

株やFXは元手を基準に増えるか減るかになります。しかし相場の急変動があった時は、一気に元手が飛んだり、最悪マイナスになり借金をする可能性だってあります。

こういった違いがあることも、知っておくことは重要です。